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「成長企業向け新市場」(プロ向け新市場)の創設について2008.11.14

株式会社東京証券取引所とロンドン証券取引所は、新たに合弁会社を日本に設立し、2009年初めを目標に成長企業向け新市場(プロ向け新市場)を創設・運営することを計画しています。これは本年6月の金融商品取引法の改正で盛り込まれたプロ向け市場制度に基づくものです。

新市場創設の大きな目的は、日本およびアジアの成長企業にとっては新たな資金調達の場を、日本および世界のプロ投資家には新たな投資機会を提供することとされています。

新市場の制度は、ロンドン証券取引所が運営する英国AIM市場の制度的枠組みを基に設計されることになりますが、なかでもNomad(Nominated Adviser)制度の導入が最大の特徴といえます。Nomad(新市場においてはJ-Nomad)とは新取引所が指定するアドバイザーで、一般的には証券会社が該当することになると考えられています。その主な役割は、上場前においては上場適格性の評価、上場プロセスにおける助言・指導を行うこと、上場後においては上場会社が新市場のルールを継続的に遵守することを確保することにあります。

公表されている「新市場制度概要試案」によると、新市場の制度的枠組みの概要は下記のとおりです。

内 容
投資家 非居住者及び日本の特定投資家(プロ投資家)
上場審査基準 株主数、時価総額、売上高、利益等の基準はなし。
J-Nomadが上場適格性を評価
申請時監査証明 直前年度のみ
会計基準 国際会計基準、米国基準、日本基準等
四半期開示 不要(年2回)
内部統制報告書 不要

詳細は東京証券取引所のホームページをご参照ください。